ハウスクリーニングと家事代行サービス・・・
どちらも家の中の事をやってくれるサービスであり、掃除もしてくれるサービスですが、具体的に何が違うのだろう？
どちらに依頼をするべきか？迷う。
そんな方の為に、具体的に何が違うのか？を説明して行きたいと思います。
どちらもプロではあるが、用途が異なる。
ハウスクリーニングと家事代行サービスの大きな違いは、クリーニング（清掃）のプロがハウスクリーニング。
家事全般を代わりにこなしてくれるのが家事代行サービス。
まずは、この部分が決定的に違います。
家事代行サービスの清掃は家事の一貫です。
日常生活の汚れをためない為の掃除を目的とし、オプションによっては食事の準備もしてくれる。
非常に便利なサービスと言えますが、掃除についてはあくまで日常的な範囲のみが主流になっていて、根本の解決をしてくれるサービスではありません。
解り易く表現するのであれば、「カビが生えないようにメンテナンス」をしてくれる。
そんなイメージですかね。
一方、ハウススクリーニングは『 掃除のプロ 』です。
どれだけ日常的に掃除をしていても、どうしてもカビが発生してしまったり、ホコリが溜まってしまう場所はあります。
エアコンの中や、浴室の換気扇、もちろん、キッチン換気扇も然りですね。
汚れやカビの原因となる根本を、専用の洗剤や専門の技術を使用して除去してくれるサービスですね。
例えるならば、家事代行サービスは食器洗いも内容に含まれているが、ハウスクリーニング業者は食器を洗ってくれません。
なぜなら掃除のプロだから。
（やっている業者もあるかも・・・ですが）
- ハウスクリーニングは汚れを落とす専門家。
- 家事代行サービスは、汚れないようにメンテナンスをしてくれるサービス。
そんな風に捉えて頂いて、大きな相違はないと考えます。
ハウスクリーニングと家事代行サービスの技術の違い。
家事代行サービスは担当者の裁量に委ねられてしまう部分も大きいと思います。
家事代行サービスは、契約の内容にもよりますが、基本的に担当者の裁量に委ねられます。
人には得意・不得意が存在していますので、どうしても個人のスキルに差が出てしまう事は致し方の無い事でしょう。
契約内容や人によっては、換気扇を外し掃除をしてくれる場合もあるかもしれません。
もちろん、しっかりと研修も行っているでしょうが、当たり外れが生じてしまう可能性は否めません。
その点、ハウスクリーニングは清掃のプロであり、使用する洗剤も一般に市販されていない特殊なモノを使用する場合もあります。
サービス内容は一定を保ち、目的箇所の掃除を徹底的に行ってくれる人達です。
高圧洗浄機や特殊な洗剤などを使用してくれるのは、基本的にハウスクリーニング業者ですね。
（当たり外れが生じてしまう可能性が無い。とも言い切れませんが可能性としては低いはずです。）
年末の大掃除の際、どちらに依頼するのが正解か？
これは、いうまでもなく「ハウスクリーニング」業者です。
1年間の溜まった汚れを、根本から除去してくれるのは、清掃のプロに任せた方が良いでしょう。
逆に、日常的な清掃などは、家事代行サービスに依頼した方が良いでしょうね。
掃除という専門分野では、断然ハウスクリーニング業者の方が強い。
家事代行は家の主婦がやる家事を代行してくれるサービスでその一つに掃除があるということです。
ハウスクリーニング業者は、ハウスクリーニングの専門業者です。
したがってプロ中のプロと言え、それぞれの部位に最適な方法でキレイにしてくれます。
また洗剤等の知識も持っているため、最適なものを使用し、有害な洗剤は使いません。
見えない部分まできれいにしてくれるでしょう。
家の掃除を目的として業者に依頼する場合、家事代行業者ではなく、ハウスクリーニング業者に依頼することが正解です。
ここまでの解説である程度ご理解頂けたと思いますが、用途に合わせて依頼する業者を決めてください。
用途に応じた業者の選び方
クローゼットの中にカビが生えてしまった。
この場合、ハウスクリーニング業者ですね。
クローゼットにカビが生えないように、日々の清掃をお願いしたい。
これは、家事代行サービスですね。
エアコンのカビを除去してもらいたい。
これは、ハウスクリーニング。
エアコンにカビが生えないよう、定期的にフィルター掃除をしてもらいたい。
これは、家事代行サービス。
どちらのサービスも「代わりにやってくれるサービス」という事は間違いありませんが、あなたの目的に応じて使い分けて依頼するのがいちばん賢い選択かと思います。
家事代行サービスは、日々のメンテという意味合いで継続的に料金が発生します。
ハウスクリーニングは掃除1回での料金なので、その辺りもしっかりと見比べた方が良いでしょう。
また、どちらも契約内容の確認はしっかりと行った方が良いでしょうね。
あれ？これもやってくれるんじゃないの？
なんて事にならないよう、予めあなたの要望をしっかりと伝え、それに応えてくれる業者を選択する事が賢い利用方法といえるでしょうね。
